院長のコラム

首、肩の痛みについて。

2012年 1月 28日

こんばんは。
成人式やセンター試験も終わり、そろそろ本格的に冬になってきましたね~。
一昨日は朝起きたら駐車場の車が真っ白になっていました snow.gif
私は昔北海道のペンションに住み込みで働きながら毎日スノーボードを滑っていたことがあります。ですから、雪を見るとワクワクして身体がウズきます!!
皆さんにとって冬はどんな季節ですか?

先日患者さんに臘梅(ろうばい)と言う梅を頂きました。
今は整骨院の下駄箱の上に置いているのですが、だいぶつぼみが開いてきて、ほんのりと良い香りがしますnote.gif普通の梅よりもかなり咲くのが早いみたいです bud.gif

今日は首、肩の痛みについて書いてみます。
首や肩の痛みを訴える患者さんはかなり多いようです。症状としては軽度なら筋肉の張りくらいですが、酷い人は首を回すと痛みがあります。交通事故のムチウチや寝違えなどではかなり強い動作時痛や可動域制限が認められることもあります。

皆さんにほぼ共通している事として、肩甲骨と肩関節のバランスが崩れ、肩の筋肉の委縮に左右差が発生しています。肩甲骨と首の骨は筋肉を介してバランスを保っているので、肩甲骨のバランスが崩れると首の関節のバランスも歪んできます。

日本人に多い変形で円背(猫背)と言うのがあります。元々私たち日本人は農耕民族なので遺伝的に猫背になりやすいのですが、度が過ぎると肩の痛みや痺れを引き起こします。頭と肩が前へ変位することで、首や肩の筋肉が引っ張られて痛みが出やすくなります。

原因としては日頃の生活の癖やスポーツの影響など人によって様々ですが、私なりに感じていることを2,3述べてみます。

1つは夜の寝方です。人によって右か左のどちらかを向いて就寝する癖のある方がおられます。これだと下にしている側の肩甲骨と鎖骨が圧迫されて前上方へ捻れやすいです。もちろん寝返りをして横になるのは仕方ないですが、初めから横向きで寝入って、朝起きる時も同じ向きと言う人はやや癖が強いと思われます。

横向きで寝る癖のある患者さんのほとんどは、意識すれば徐々に仰向けで寝れるようになってきます。癖と言うのは脳で思い込んでいるだけなので、身体にとってはあまり良くありません。ですから、寝る時でも座る時でも立つ時でもそうですが、楽な姿勢があると言うことは既に歪みが出ていると言うことになります。

もう1つは女性の方に多いですが、ハンドバックや手提げ鞄をどちらか一方のほうで持つ傾向のある人。これも鞄を持っている側の肩を無意識に上げていますので、肩の歪みの原因になります。対策としては交互で持つかリュックなど背負う鞄のほうが良いでしょう。

慣れるまでは抵抗がありますが、持ちにくいほうや、やりにくい姿勢も時々はしたほうが良いと言うことです。ただし、痛みを我慢してまでする必要はないです。あまりに癖のきつい人は逆にすると痛い時がありますから絶対に無理はしないで下さい。それとギックリ腰など急に痛めた時も無理に痛い動きはしないほうがよいです。

あとは肘枕や頬づえも要注意です。あまり同じ側ばかりしていると肩甲骨や鎖骨のバランスが崩れやすいようです。スポーツで言うと野球、ゴルフ、テニスなど片側の捻り動作を繰り返すスポーツも注意が必要です。同じ方向ばかり捻るので胸郭や肩の位置が捻じれてきやすいです。意図的に反対向きのスイングを時々しておくほうが無難でしょう。

施術により肩甲骨と肩のこのバランスの崩れを調整すると、症状が改善することが多いです。その後、日常生活でなるべく癖のない習慣を身に付けるよう寝方や座り方のアドバイスなどをさせてもらっています。