電話の問い合わせでも時々あるのですが、
「〇〇の症状あるのですが治りますか?」
と質問してくる人がいます。

もしかしたら治るという答えを
期待しているのかもしれません。
しかし実際に体を見てもないのに
無責任な事は言えません。

治りますか?
と言う質問に対しては
①治る
②治らない
③分からない
と言うしかありません。

では治るってどういう状態ですか?
これも人によって捉え方が全く違います。

痛くなる前の状態
痛みも不安も全くない状態
日常生活ができる状態
少しでも軽くなる状態

千差万別でしょう。

体を調整(施術)したらどうなるのでしょう?
いろいろ説明の言葉を考えた結果、
導き出したのがこれです。

『その人が良い感じに変化すること』
『身体の流れが良くなること』

具体的に言うと、顔色や脉状から
骨格の歪み、歩行バランス、筋肉の緊張、
神経反射などが変化していること。

そうなることで痛みが和らぐ人もいるし、
日常生活が過ごしやすくなる人もいます。
かたやあまり変わらない人もいます。

そこは”その人自身”の問題なんです。

私達は当然ですが最善を尽くします。
ただ楽になるかならないかはその人次第です。

人によって体力レベルや免疫レベルが違います。
同じ症状の人に同じ内容の調整をしても
結果や経過が違うことも多々あります。

究極を言うと、”人に人は治せない”
と私は思っていますし、いつも説明しています。
あくまでサポートするだけです。

だって神様じゃないんですから。。。

これは病院も同じだと思います。
投薬、注射、手術など手段はありますが
それだけで治るわけではないでしょう。

それをすることで、患者さん自身の免疫力や
治癒力が働き出して良い方向へ行くのだと思います。

ここを履き違えるとおかしな事になります。

だから治りますか?とは聞かないで下さいね(笑)
そんなの分かりませんから。

あ、ちなみに以前も書きましたが、
素直で感謝するタイプのお客様は
経過が良いことが多いですよ✨✨