最近よく患者さんにお伝えすることがあります。
車の車検ってありますよね?
皆さん2、3年に一度受けているはずです。

でも車が故障して動かなくなってから
車検に出す人はいませんよね?

体も一緒です。
痛みが出てからでは壊れているので遅いです。

日々様々な人を検査していて思うのですが、
痛いか痛くないかは表面的な事です。

もちろん患者さんにとってそれは重要ですが、
痛み以外にも骨格の歪みや関節の硬さ、
他にも脉状や内臓の働き、血流や神経の流れなどなど。
様々な指標があります。

痛みがあるかないかはごくごく一部です。
そこだけを見ていると全体が見えなくなるものです。

まさに『木を見て森を見ず』です。

東洋医学には”未病”という概念があります。
悪くなる前に処置するという意味です。
何でも壊れてからでは遅いですから。

車でも動かなくなってからでは修理するのに
お金も時間もかかりますよね。

ましてや体は部品交換が効きません。

ですから早めのケアや日頃のメンテナンスが
とても重要かと思っています。

私としても患者さんが自分では動けず、
家族の人が肩を抱えて来られたら結構大変です💦

もちろん過去には多々ありますが、
やはり回復するには時間がかかります。
そうならないようにお願いしたいものです。

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