こんばんは。
最近のお客様で少し気になるのが
足を引きづって来られるような
症状の激しい方が多いことです。
寒暖差の影響もあるでしょうが
夜も痛くて眠れない人もおられます。
筋膜炎や神経痛などが多いですが
時折、関節自体の変形や炎症、
軟骨の消失の可能性もあります。
後者の場合は総合病院に紹介状を
お書きして診てもらう場合もあります。
実際に手術になり事なきを得た方も
多々いらっしゃいます。
実はこれが結構重要なところで
一般のマッサージ屋や整骨院では
紹介状を書かないところがほとんどです。
まあそもそも国家資格者でなければ
病院に紹介状を書けませんが。。。
私個人としては実は治療技術より
この診たて(取捨選択)が一番重要だと
思っています。
やはり神様ではないので当然ですが
器質的に無理なものは存在します。
器質的とは臓器自体に異常があったり
骨や軟骨が損傷してたり保存療法では
どうしようもないものです。
ただし❗️厄介なことに器質的に悪くても
鍼や手技を行うと一時的に楽なる場合もあります。
先日もありましたが足を引きづって
来院された70代女性がおられました。
この方歩くのも激痛で夜間痛も著名。
股関節が痛くて痛くて眠れないほどです。
当院で2回ほど鍼治療を行なって
夜中の激痛は治りました。
ただ相変わらず足は引きづっていて
まともには歩けない状態でした。
本人は少し良くなったから当院で
お願いしますと言われたのですが
過去の経験や知識からこれは怪しいと思い、
説得して病院受診をお勧めしました。
もちろん紹介状をお書きしてです。
レントゲンとMRIの診断が出たら
軟骨がなくなり骨と骨が引っ付いていました。
痛いのは当たり前です。
当然即手術です。
でもその女性ですが今はかなり
歩けるようになってきました。
迅速に病院に紹介して
本当に良かったと思っています。
ようは診たてが大事ということです。
ここまでは大丈夫。
でもここからはダメ。
という判断が全てだと思います。
今日は少し長くなりましたが
最後までご覧頂きありがとうございます☺️