こんばんは
9月に入りすっかり朝晩が涼しくなりましたね。都会と違い田舎は涼しくなるのが早いので助かります(^-^) 大阪にいてた頃は、今頃でもまだまだ夏真っ盛りでしたからね。そういえば、台風が近づいているみたいなので、少し心配ですね。相当大きい台風みたいなので、それてくれると良いのですが。。。
今日は、最近来院される患者さんの傾向で、気になることがあったので、それを書きます。急性の腰痛や寝違い、肩の夜間痛などで来られた患者さんの問診をしていて気づいたのですが、痛くなった局所(痛いところ)をずっと自分でもんだり、誰かにマッサージしてもらったりして、翌日痛みが激しくなった方が結構おられます。
一般的に痛みの激しい場所というのは、筋肉や腱、靭帯など軟部組織が炎症を起こしている可能性が髙いです。ですから、痛みが強い時ほど局所的にマッサージするのは良くないように思います。もんだりすると一時的に楽になったような気がしますが、夜に痛みが激しくなったり、翌日痛くなったりするケースが多いようです。うちの整骨院で施術する時、痛い局所はあまり触らず、アイシングや超音波を行うか、鍼を浅く刺すくらいしかしません。
先日、温泉のマッサージの先生にもお聞きしたのですが、『ギックリ腰で温泉に入られた後にマッサージしてくれと言って来られるお客さんは困ります』とおっしゃっていました。ギックリ腰で温泉に入ったあとで、動けなくなった人もおられるそうです。やはり痛みの激しい時に温めすぎるのは、あまり良くないようです。
ただし、一時的に温めることで楽になるケースもあるみたいなので、一概には言えません。痛めている場所や度合いによっても違います。ただ腰を痛めた時などは、痛い場所を触ると熱を持っていることが多いので、そういう時はアイシングしたほうが無難でしょう。
1つ注意点として、冷やすにしても温めるにしても『短時間』のほうが良いようです。せめて15分か20分までです。長時間温めると低温ヤケドの危険もありますし、保温になってしまうことで、局所の酵素の働きを弱めると言われています。冷やすのもやりすぎると凍傷になりかねません。やはり物事何でもホドホドですね(^-^)
話を戻しますが、やはりマッサージなどの強い刺激は、痛めている筋肉の炎症を悪化させる可能性があるので、オススメできません。家庭用のマッサージ機なども避けたほうがよいでしょう。どうしても痛い場所に手が行く時は、軽くさするか軽く圧迫するだけにしてください。ゴリゴリと筋繊維をもむのはやめてください。強い刺激は筋肉や軟部組織を、傷つけてしまう恐れがありますので、くれぐれも気をつけてくださいね(*^^*)