先々週書いた小説のお話の続きです。
なぜその世界観に引き込まれるのか?
を掘り下げて考えてみました。
恐らくそれは人と人との繋がりが描かれているからです。
恋人や家族、友人の繋がりに心が動くのでしょう。
偶然過ぎて現実には起こりそうにない事もあるでしょう。
小説なのですから。
それでも引き込まれるのは、そのストーリーや登場人物を
生み出した著者の素晴らしい創造力や表現力の賜物でしょう。
昨日読んだ青山美智子さんの『木曜日にはココアを』
これは短編集なのに実は連続した長編のようで、
登場人物が少しずつ関連していて最後まで楽しめる
今までには読んだことのない構成でした。
独特の世界観にどんどん引き込まれて
1日で一気に読破しました。
読後感が爽快でどれもハートウォーミングなお話です。
後から読み返して繋がりを探したくなります。
あまり詳しく書くとネタバレになるので
このくらいで止めておきます(笑)
先日の『52ヘルツのクジラ🐳』に続き
私の心の琴線に触れてきた小説です。
実はもう一冊ビビッと来たのがあるのですが
長くなりそうなので次回にします。
そうそう最後になりましたが、
“事実は小説よりも奇なり”という言葉もあります。
実際に小説のような出会いや体験をされた人もいるでしょう。
私も小説になるような人生を歩めたらと密かに思っています(笑)
最後までご覧頂きありがとうございます☆