当院では気を付けていることがある。
治療前後での検査、
どこの治療院でも検査は行っているはずだ。
ただし、これは一方通行では意味がない。
「ここ硬いですよね」
「ここ痛いですよね」
などは検査とは呼べない。
それはこちらの勝手な感覚だ。
「この関節が硬くなっているの分かりますか」
「ここの筋肉押されるとどんな感じですか」
違いが分かるだろうか?
お客様と共有できてはじめて
検査と呼べるのだと思う。
それは病院でも一緒だろう。
MRIの画像を前に一方的に
専門用語で話されても
チンプンカンプンだ。
なので、当院ではなるべく
分かりやすくて共有しやすい検査を
行うようにしている。
例えば肩の可動域検査や
重心バランス、歩行バランスなど、
客観的に違いが分かるもの。
少し時間はかかるが、
その方が安心感があると思う。
私が治療を受ける立場でも
そう思うからだ。
”意識の共有”
信頼関係を築く上で
非常に大事なことだ。