適度な距離感

これは結構むずかしい。

ここで言う距離感とは

物理的なものではない。

 

例えばお互い話をするなど

人と接する際のことである。

 

もちろん家族や親しい友人、

顔見知り、見知らぬ人、動物など

多少は違ってくるが、それぞれ

ベストな距離感があるはず。

 

土足で踏み込んでくる人もいれば

我関せずで放置の人もいる。

 

アドラーも言っているが、分かりやすい基準は

『今起こっている問題が結果的に誰に影響を及ぼすか』

で判断すると良いだろう。

 

例えば、我が子に勉強しなさい!という

親御さんは数知れずいることだろうが、

これも勉強しないで困るのは誰だろう?

 

他でもない子供自身である。

お母さんお父さんは全く困らない。

片付けなさい!も同じである。

 

本人の問題を他人がとやかく言うから

うるさいなぁ!ということになる。

 

身内のケンカなどは、

この距離感の不一致で起こるものが

ほとんどだと思われる。

我が家もそうなので・・・。

 

家族、兄弟などいつも一緒にいると

つい言いすぎたり、干渉しすぎたり

することもあるだろう。

 

でもこれを意識するだけで、

無用なトラブルは回避できるはずだ。

 

強いて言うなら、

『勉強しなくて困るのは自分なのだから

 しっかり考えて行動した方が良いよ』

と言うくらいで充分だろう。

 

適度な距離感

親しき中にも礼儀あり

 

絶えず行動を振返って

修正して行きたいものだ。

 

私自身にも大いに

言い聞かせている。